塗装工事を検討し、業者のHPを見ていると出てくる「パック料金」。
費用に多少の違いがあるものの、実際に見積もりを出してもらった費用よりも安いし、とパック料金が如何にお買い得なことが分かりますよね?実際にパック料金の費用が出来るのか?
答えはYesでありNoでもあります。
多くのHPの表示価格は、「25~30坪程度」の住宅を想定しております。その為、40坪ある場合は、使用塗料が不足してしまいますし、足場の施工範囲も広がります。
幕板があるお住まいやバルコニーの仕上がりも違いますので、塗装メンテナンスが必要な部分がある場合は、差額が発生してしまいます。
また、使用する塗料はシリコン系塗料が多いとは思いますが、「室内が暑いから遮熱を使いたい」「綺麗を維持するために光触媒を使用したい」等のご希望に沿う塗料ではありません。
機能性塗料はメリットが多い分、塗料代も高くなりますので、ここでも差額が発生します。
最後に住宅の劣化状態です。築年数が浅く綺麗な状態であれば、そのまま塗り替えが可能です。
しかし、補修が必要な箇所があれば補修費用が発生します。サイディングの場合は目地の打替え、モルタルであればクラック補修等、お住まいによって必要な補修は異なります。
その為、パック料金で塗装が可能なお住まいと、追加料金が必要なお住まいがございます。
必要なメンテナンスを行うためには、費用がかかってしまうのは仕方ありません。
費用に関して気になる場合は、まず無料点検を行いましょう。